住宅造園の現状

認識できているのか?

今日の住宅造園事情を見渡すと新築住宅における新規作庭、植栽等は、全てではありませんが建築業者と一体となっている下請けの造園土木業者の施工が目立つような感があります。そして、優れたプランニングにより施工されています。なのに、せっかく素晴らしい造庭や植栽をしたにもかかわらず、それらが長年放置されている現状は多くみられ悲しい限りです。

建築物は引き渡して一旦終了、造庭や植栽も同じ様に一旦終了。

ほとんどの建築業者のこの現状は否めないとおもいます。

当然、後のメンテナンスも対応はしていると思います。また、植栽管理をその施工業者にそのまま任せているところもあると思います。

しかしながら、造庭や植栽に関して相談、助けを求めてくるのは別の専門業者か庭師のところにというのが実状といっていいでしょう。

お客様に否はありませんが認識が甘いのも実状です。

細かいことは書きませんが、新築、増改築は建築のプロに、庭のことは庭のプロにと別に分けて考えなければなりません。

それに付け加え家や庭に係る外構はどちらかのプロに相談、任せるか、施主自身、考慮しなければなりません。

一般的に考えれば家も庭も一生ものですから。

造庭や植栽の施工終了時点がその家の庭や庭木の管理の始まりです。

そして造園業者や庭師や植木職人は限りある限りその家と庭に携わっていくのです。

外構

居住する建物の外の敷地の空間はその家の大切な脇役になります。

一言で言えば外構ということです。

建物内部の居住空間は玄関、居間、台所、洗面所、風呂場、各種部屋、間取り等々、住む人の目的や嗜好で構成されているのと同様に、

建物外部の空間も門、塀、アプローチ、車庫を含めた駐車スペース、物置等々、その家の生活形態やその面積、形によって多様なスタイルで構成されなければなりません。

今日、その外構を担っているのは建築業者を始め、外構関連各専門業者でしょう。

外構工事を行う際に施主の大半は自身の主観で物事、希望を求めます。対して各専門業者は客観的にアドバイス、提案するか、施主の希望通り合意の上、施工されるものと思われます。

しかしながらそれは部分的要素であって、全体的要素からズレていることも間々見受けられます。

他業種の専門知識、経験など造園業者は足元にも及びません。

が、実用性、独特の感性、アイデア、発想に関して引けを取らないのが庭師ではないかと思っています。

他の庭師さんがどこまでその家を注視して全体の構成、思慮して仕事をしているかは存じ上げないが、私は常に(仕事の形態にもよりますが)全体を見回しその家の身になって先見を見据えながら施主の目的と希望と嗜好を探ります。それでも中には私を凌ぐ、感性や発想を持つ施主も多々存在します。そんな多くの施主の身近で実際に携わった経験から多様な外構知識が自然と蓄積されているのです。

多様な生活スタイルの一部でありながら、不便さや不満、後悔してはいけません。少なくとも常に当たり前に、欲を言うなら常に快適でなければなりません。

庭師は些少ながらでも外構全般の相談役でなければならないと考えております。

当然、当事業所では外構各専門業者のネットワークを確立していますので外構全般の依頼、紹介も承っております。

 

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