人は無意識のうちに身の周りに自分の空間なり、ゆとりの空間なりを求めているものだ。
日本人は住居に関しても無意識に意味のある空間を求める。
楽しむ空間、くつろぐ空間、実用的な空間、魅せる空間、迎える空間、いろいろだ。
その空間の一つが庭である。
広かろうが狭かろうが金持ちであろうが貧乏であろうが関係ない。
昔から日本人は猫の額ほどの空間に知恵と工夫でゆとりの空間を作り上げてきたのである。生け花や盆栽も同様で日本文化が育んできた代表的なものだ。
庭とは主人と家族の嗜好による、夢と想像の空間なのである。
そのお手伝いをするのが私たちなのだ。